皆さまこんにちは。
ご自身の名前の由来はご存知ですか?
昔はとくに漢字や音に「子どもが健やかであれ」というような想いをのせて、ひとつの名前としました。
現代ではその想いは変わらないまま、さまざまなアレンジが加えられているようですね。
今も昔も、想いを込めてつけられた名前はとても素敵なものです。
さて、では金春通りという名称はどのように決まったのでしょうか。
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「金春通り」の名前の由来
それは江戸時代に能楽の金春流の屋敷があったことに由来しています。
江戸時代、幕府直属の能役者として土地や俸禄を与えられていた家柄に、金春・観世・宝生・金剛の四家があり、
最も歴史のある金春家は室町時代以来繁栄し、江戸時代初期から観世太夫とともに江戸で能を演じていた名家で、屋敷なき後も、この地にその名を留めているのです。
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土地の名前というのはやはり、その地に生きる人々の影響がもっとも強いですね。
これもひとつの「想いのかたち」でしょうか。
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