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執筆者の写真樋口 理一

夏至

6月21日(月)は昼間が最も長くなる、夏至でした。 6月から8月までが夏と呼ばれる期間であり、これから盛夏がやってきます。 この季節、街中でよくみかけるお花は“紫陽花”です。 紫陽花は梅雨の雨景色の中、青やピンクなど爽やかで鮮やかに花咲きます。 花の色は、土によって変化します。 紫陽花に含まれる“アントシニアン”という色素と、 土中に含まれるアルミニウムが結合して色ができます。 アルミニウムが多いと青色に、少ないとピンク色になります。 土の影響で変化するため、とても珍しく面白いお花です。

そんな紫陽花ですが、古くから伝わるおまじないがあることをご存知でしょうか? 紫陽花が咲く6月の6日・16日・26日に逆さまに吊るすだけで、 その紫陽花が魔除けとなり、幸福をもたらすといわれています。 また今年は過ぎてしまいまいたが、金銀の水引きをかけた紫陽花を、 玄関などへ逆さに吊るすことで「その1年間、小銭に困らない(小銭が貯まる)」ともいわれています。

ジメジメと蒸し暑い夏が来ますが、幸運のお花と言われる紫陽花を飾って気分を上げましょう。

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