みなさんは、夏の生き物といったら何をイメージしますか?
セミ、カブトムシ、クワガタ、蝶々、トンボなど、夏の虫がたくさんいますね。
そのなかでも、今回はセミについてご紹介したいと思います。
夏の生き物といえば、セミをイメージする方が多いのではないでしょうか。
それではセミについてみていきましょう。
セミは、カメムシ目(もく)に分類される虫で、カメムシ、アブラムシなどの仲間です。
鳴いているのは、実はオスだけのようです。
大きな声で鳴くことで仲間に存在を知らせている目的もあるみたいですが、最大の目的はメスへの求愛アピールなのだそう。
セミの鳴き声って、どんな仕組みになっているのかご存知ですか?
セミの鳴き声は、お腹の中にある発音器でつくられています。
口から音を出して鳴いているのではなくて、腹部分の発音筋という筋肉が発音膜という膜を震わせることで音を出しているようです。
「セミの一生は短い」とよく言われていますよね。
実は、卵で約一年、土の中で数年、トータルで考えるとさほど短くないみたいです。
何年も土の中にいるセミですが、成虫の地上生活がわずかな間だけなのですね。
私たちが目に触れる期間はわずかなので、とても儚く短いように感じますね。
セミの生態や一生について意外と知らないことが多いですが、
調べてみると、新たに知ることもあって面白いですね。
セミが苦手な方も多いかも知れませんが、短い夏の間だけのセミの声を楽しんでみてはいかがでしょうか。
Comments