お盆
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- 8月8日
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夏の風物詩といえば、花火やお祭りを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、 もうひとつ、忘れてはいけないのが「お盆」の風景です。
親戚が集まったり、故郷に帰省したり、どこかいつもと違う空気が流れるこの時期。
静かで、少し懐かしい夏の時間が、そこにはあります。

お盆って、どんな日?
お盆は、ご先祖さまの霊をお迎えして供養する、日本の伝統的な行事です。
地域によって違いはありますが、一般的には 8月13日〜16日ごろ に行われます。
迎え火を焚いてご先祖さまを迎え、送り火でお見送りします。 精霊馬や盆提灯など、独特の風習が今も各地に残っています。 仏壇に手を合わせたり、墓参りに出かけたり―― 家族や先祖とのつながりを、改めて感じる機会でもあります。
夏に帰る、心の風景
お盆には、久しぶりに会う家族や親戚と食卓を囲んだり、お墓のある故郷へ足を運んだりと、どこか「原点」に立ち返るような時間が流れます。
普段の忙しさの中では意識しないような、静かで、あたたかい気持ちが自然とよみがえる人も多いのではないでしょうか。テレビで帰省ラッシュのニュースを目にするたびに、ああ、夏が来たな――と感じる方もいるかもしれません。
こんなお盆の過ごしかたも
お盆の過ごしかたは、人それぞれ。
帰省せずに、静かに自宅で過ごす方も多いと思います。
◎ 家の中に小さな供養スペースをつくる
◎ 昔の家族写真を見返してみる
◎ 子どもや孫に、自分の親や祖父母の話をしてみる
遠く離れていても、心のなかで思いを馳せることができれば、きっとご先祖さまにも届いているはずです。
あらためて、大切にしたい時間
「夏の行事」としてのお盆は、日々の暮らしの中では少し影が薄くなりがちかもしれません。けれど、今という時間があるのは、私たちをつないでくれた人たちのおかげ。
派手なイベントではないけれど、この静けさや、心のゆとりこそが、お盆の醍醐味なのかもしれません。
まとめ
お盆は、夏のにぎやかさの中にあるほっとする時間。 どこか懐かしくて、あったかい気持ちになれる季節です。 帰省できなくても、お墓に行けなくても、 ちょっと立ち止まってご先祖さまのことを思い浮かべるだけで、きっと気持ちは伝わりますよ。 今年のお盆も、ゆったり穏やかに過ごせますように




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